ブログ「『あ・い・う・べ体操』と実は危険な口呼吸」
2019年11月18日
こんにちは。
沼津駅南口の増山歯科医院でございます。
本日は、口呼吸のお話をしたいと思います。
11月に入り、気温もグッと下がり空気も乾燥してきましたね。手足、身体はもちろん喉も乾燥して
カサカサしてきました。ところで、皆さんは普段から鼻呼吸していますか??口呼吸との違いをご説明
していきます。
鼻は、空気中のバイ菌やウイルスを取り除くフィルターの役割をしています。
口呼吸では、それらが取り除かれず体内に入ってしまう為、病気になりやすくなります。
加湿されず乾燥した空気のため、殺菌・浄化の役割を果たしている「唾液」が乾燥してしまいます。口の中が乾燥しやすくなるため、プラークが蓄積しやすくなります。
また唾液による自浄作用がなくなることから口の中の細菌にお活動性が高まり、虫歯や歯周病のリスクを増大
させます。
また、脳に酸素がうまく取り込まれず集中力が欠けたり、口が開いているので、舌が下がり、唇に締まりが
なくなり、歯並びも悪くなります。いいことは一つもありません。。。
😬口呼吸の治し方😬
◉「あ・い・う・べ 体操」はテレビでも有名ですよね。
口を横縦大きく動かし、『あ・い・う』と声に出し口輪筋を鍛えます。
あ・い・うの後の『べ』で舌😛も突き出し伸ばすことにより、舌の筋肉を鍛えます。
顎や関節に無理のないように回数を調整して毎日行いましょう。
◉「口テープ睡眠」
口が開いている→口呼吸→いびき→喉の乾燥・違和感→喉かぜ発症😣。
睡眠時は、無意識に口呼吸になってしまうので注意が必要です。そこで、睡眠時にしかっりと口呼吸を防ぐのが
「口テープ睡眠」です。やり方は、簡単!!
口にテープを貼って寝るだけ。最近はサージカルテープが薬局等に売っております。