ブログ「こわ〜い歯周病」特に女性は気をつけて!
2019年10月29日
沼津駅南口の増山歯科医院でございます。
本日は、「歯周病(歯槽膿漏)」のお話です。
歯周病は、大切な歯を失うだけでなく放っておくと危ない怖い病気だと言うことは皆さん耳に
した事があるかと思います。
実は、女性の方が歯周病で悩む機会が多いと言うことをご存知でしょうか?
最近の研究で歯周病の悪化には女性ホルモンの関与が大きい事がわかっています。女性ホルモンには、
ある特定の歯周病菌の増殖を促したり、歯周組織の炎症を悪化させてしまう作用があるのです。
ホルモンバランスが大きく変化するのは、①思春期 ②出産 ③更年期の3つで、女性特有の歯周病のリスクを
理解して適切なケアをする事が大切です。
妊娠中の女性が歯周病に罹っていると、低体重児および早産の危険度が高くなるとされます。その危険度は、
7、5倍!!!タバコやアルコールよりもはるかに高い数字と言われています。
歯周病は、上記以外にも生活習慣が発生要因となるものもあります。
◉よく噛まずに飲み込む ◉気付くと間食してしまう ◉タバコ、お酒がやめられない
◉柔らかい物ばかり食べている ◉慢性的に寝不足・寝つきが悪い などなど。
綺麗な歯ぐきの状態をキープしたいですよね。口元は顔全体の印象を左右しますので、
ケアをしていればいつまでも若々しさを保つ事ができます。
お口の健康には、ブラッシングなどお手入れの他に、食事や睡眠などの生活習慣がとても重要ですので
4ヶ月〜半年に1度の検診をおすすめいたします。