ブログ「噛む力が低下するとメタボを招く?」
2019年10月21日
🍂🍁沼津駅南口の増山歯科医院です。🍁🍂
本日は、「噛むこと」のお話です。
みなさん、普段からお食事の時に「噛む」事に意識していますか?食べ物を噛んで、飲み込むは、ほとんどの方が
無意識で行なっていると思います。
噛む力が低下すると、メタボを招きやすくなり、食べ物をうまく飲み込めない嚥下障害、さらには
誤嚥性肺炎も起こしやすいと言われています。人は、噛み砕けなくなると軟らかい食べ物を好んで食べるようになります。
軟らかい食品には、炭水化物や糖分が多く含まれています。
逆に噛み応えがあるのは、野菜やお肉です。軟らかい食品ばかり好んで偏った食生活を続けていると栄養バランス
が崩れてメタボを招くのです。
高齢になると筋力や感覚の低下もあり、食道を通る食べ物が誤って気管に入って肺へと吸引され誤嚥性肺炎を
引き起こしてしまいます。
食べ物を何回噛んだか? 量も大切ですが、
どれだけ噛み砕けたか?が特に重要になってきます。
噛み合わせが悪いと硬いものがしっかり噛めませんので、奥歯で強く噛めない?と感じている方は
歯科医院へ受診しましょう。当院ドクターは噛み合わせ、顎関節などのより専門的な知識を持つ
日本顎咬合学会・認定医ですのでお気軽にご相談ください。
健康を左右するのは、食事の適量とバランスである事は言うまでもありませんが、「よく噛む」事が
重要です。ご自身の咀嚼について知り、よく噛んで食べることを心がけ日々の食事を楽しみながら
健康になっていただきたいと思います。